INFORMATION

最新のお知らせ

UPDATE:2017.12.07
青木たかこさん(パンのコミュティサイト「パンスタ」編集長)から、ニシカワ食品創業70周年のお祝いメッセージをいただきました

創業70周年を祝して

株式会社ニシカワ食品様の創業70周年を心よりお祝い申し上げます。

私は、パン好きが高じてパン好きコミュニティサイト「パンスタ」を立ち上げ、現在約3万人のパン好きと繋がるコミュニティサイトを運営しております。

貴社のパンを愛するいちファンにすぎませんが、ファンを代表し、長きにわたり多くの人たちの笑顔と健康を支えてくださった貴社の偉大なる功績に感謝申し上げます。そして、西川隆雄社長をはじめすべての社員の方たちの弛まぬご尽力に敬意を払います。

会社を創業された70年前という戦後間もない時期は、食べ物も少なく大変不自由な時代だったかと思います。その中で、貴社のパンはどれほど多くの人々に健康と夢を与えたことでしょう。その後、高度成長期、バブル期と大きな社会の変化の中においても揺るぐことなく大きく発展してこられました。そこには並々ならぬご苦労とご努力があったものと想像できます。

貴社のことを思ったとき、私は「木を植えた男」をふと思い出しました。
木が一本も生えていない荒れ地を一人の男がひと鍬ひと鍬耕し土地を改良し、一粒一粒丹念に種を植えていきます。長い長い年月のあと、その土地には、森と川ができ、人々が移り住み豊かな土地になるというフランス童話です。

西川隆雄社長は、食べ物も希望もなかった戦後の時代から現在に至るまで、美味しいパンという種を長年にわたり種を蒔いてこられました。また、社長は全日本パン協同組合連合会会長としてパン業界全体を牽引し、業界をとりまく環境改善にご尽力くださいました。
種を蒔き、改良を続けたことで、日本のパンの世界は大きく変化し、とても豊かになりました。

貴社の歩みは、日本のパン史そのものともいえるでしょう。世界の国々と比べて日本のパンの歴史はまだ短く始まったばかりです。しかし、すでに世界技術レベルにまで大きく進化をとげました。

振り返ると、日本のパンシーンを大きく変えるきっかけとなったのは、貴社が運営する東京・渋谷「ヴィロン」の開店だと思います。それは今でも伝説のようにパン好きの中では語られております。国内大手製粉会社からしか小麦を入手できなかった時代に、小麦のもつ魅力にいち早く気が付かれ、我々にバゲットの奥深さを教えてくださいました。

魅力あふれる「ヴィロン」の存在は、かつて3Kと呼ばれていたパン職人たちに夢を与え、今では憧れの職業として若者たちから支持されています。つまり、貴社の活動は、ただ「美味しい」を人々に届けるだけではなく、人々の心も動かしているのです。

その後、北海道・美瑛町での放牧酪農場と酪農製品づくり、食パン専門店「セントル・ザ・ベーカリー」など次々と想像を超え、常に私たちに驚きと感動を与えてくれています。一見すると常識外のように感じる新事業を、見事に成功させてしまうその裏には、常に時代の先をよまれ、物事の本質をとらえられる洗練された感覚があるのだと思います。

そしていま、長い歴史と経験を重ねた貴社の新たな試みとして新ブランド「たくみにしかわ」がスタートしました。

新商品「究極のラスク」は、口に入れた瞬間に消えていく繊細な食感のあと、気泡からは次々とはじけるように北海道美瑛バターの優雅な香りが届きます。バターの重たさを除き、濃厚で優雅な香りだけを軽やかに届け、誰もが美瑛バターの虜になってしまうような魅力あふれる一品だと思います。

これからも、私たちの健康と笑顔のために魅力ある商品を届けてください。貴社のさらなるご発展を心よりお祈りいたしております。重ね重ねになりますが創業70周年本当におめでとうございます。

2017年12月
S M T W T F S
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

CATEGORY

ARCHIVE